戦争の悲劇を繰り返さない!ヴェルニー公園で学んだこと

2018年4月21日

ヴェルニー公園で学んだこと

JR横須賀線の横須賀駅前にあるヴェルニー公園、横須賀港沿いにあるので多くの船が停泊している姿を見ることができる。公園内に展示されている戦艦「陸奥」の歴史を調べたら、多くの命が失われた悲惨な事故があったことを知りました。

改めて戦争のない戦艦が不要な世界になって欲しいと思います。

横須賀沿いにあるヴェルニー公園

横須賀港の風景を紹介する画像
横須賀港の戦艦

ヴェルニー公園は横須賀駅の改札を出たすぐ先にあります。横須賀港に面しているので、港内に停泊している戦艦や潜水艦を見ることが出来ます。

訪れた日は、南極観測船「しらせ」やイージス艦など合わせて7隻見ることができました。

横須賀港に停泊しているしらせを紹介する画像
南極観測船 しらせ

横須賀軍港めぐりツアー(サイト内記事)に参加すれば、より間近で添乗員のアナウンスを聞きながら見学できます。

ヴェルニー公園の由来

ヴェルニー公園の名称は、フランスのフランソワ・レオンス・ヴェルニー造船技師に由来しています。公式HPには、

フランソワ・レオンス・ヴェルニー(1837~1908)

フランス人の造船技師で、海軍増強を目指した徳川幕府の要請により横須賀製鉄所(造船所)建設の責任者として1865年に来日しました。明治維新後も引き続きその建設と運営の任にあたり、観音埼灯台や走水の水道の建設、レンガの製造のほか、製鉄所内に技術学校を設けて日本人技術者の養成に努めるなど、造船以外の分野でも広く活躍し1876年に帰国しました。

引用元:ヴェルニー公園公式サイト

と記されています。

戦艦「陸奥」の模型がリアル

公園内のヴェルニー記念館は無料開放されています。必見なのは陸奥の1/100模型。

戦艦陸奥の模型を紹介する画像
陸奥の1/100模型

汚れなどもリアルに再現されていて迫力満点。

戦艦陸奥の模型を紹介する画像
リアルな模型は当時の船内を連想させる

戦艦「陸奥」はこの横須賀港で造船されたものの、船内の爆発事故で沈没してしまった。

陸奥(戦艦)

竣工当時は世界に7隻しか存在しなかった40cm砲搭載戦艦として『世界七大戦艦』と呼ばれた(中略)第二次世界大戦中には他の戦艦部隊(大和、長門、伊勢、日向、山城、扶桑)等と共に温存された。陸奥はミッドウェー作戦や第二次ソロモン海戦等で出動したが、敵水上艦隊と交戦する事はなかった。1943年(昭和18年)6月8日、「陸奥」は原因不明の爆発事故を起こし柱島沖で沈没した

引用元:wikipedia
戦艦陸奥の模型を紹介する画像
40cm砲の火薬庫で爆発があった

一体この艦内で何があったのか・・・先ほどのwikipediaに詳しく書かれていますが、多くの命が失われてやりきれない思いです。

他には、国指定重要文化財のスチームハンマーが展示されています。

ヴェルニー記念館のスチームハンマー
重要文化財のスチームハンマー

この巨大ハンマーで作られたであろう陸奥への思いが広がります。

ヴェルニー記念館のスチームハンマー
オランダから持ち込まれた

まとめ

戦艦陸奥の40cm砲台を紹介する画像
陸奥の40cm砲が園内に

横須賀港の目の前にあるヴェルニー公園をご紹介しました。防衛のためとはいえ、目の前の戦艦が不要な世の中であって欲しいと思いました。同じ悲劇を繰り返さないように学び続けたいし、伝えていくべきだと記事にさせていただきました。

おでかけ

Posted by Smile