燃費悪化？トランクルームへのアルミテープ貼り付け

2016年10月30日2022年11月25日

アルミテープでクルマをチューニング、第5回めはトランクルームに設置。一般道と高速にて検証したところ、若干ですが燃費が悪化した。

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アルミテープを貼り付けた場所

走行中のタイヤの静電気を逃がすため、第一回でコラム下（ハンドル下）に設置した。後ろはどこがいいだろう？と考えて、トランクルームのタイヤハウス上部に設置してみた。

なるべく車軸の上に来るよう意識。角を切り落さずに、四角のまま面積を大きくした。リアのサイドウインドウにも貼り付けた。

車内だから空気の流れは関係ないけど、念のため後ろ三角にして左右同じ箇所に。バックドアの左右にも設置。

今回は、この6箇所に貼り付けて検証した。

ここまでで貼り付けている枚数は、合計で19枚。

実験車は14年乗っているゴルフIV。コースは自動車専用道20％（80km/h制限）、一般道80％（市街）。

貼付け前、前回、今回で比較。

一般道での燃費

注1：ハンドル下、ボディ四隅、バンパー、ドアミラー、ルーフレールへ貼り付け後の検証

今回は雨で寒かった。検証開始時は17度だったが、徐々に気温が下るような天気。平均速度が7％も上がっているのに燃費向上は約1％。速度が同じなら燃費は悪化してそうな結果。

一般的に「気温が下がると燃費は悪化する」というデータがあるそうで、その影響なのか判断がしにくい。

乗った感じ「重い」。発進時、アクセルオフの空走時、とにかく後ろが重い。荷物をガッツリ積んだ感じ。走行中に「リアドアの三角形を上向きにしたら軽くなる？」と閃いた。

上向きに貼り直して2周目へ。

結果は以下のようになった。

向きを変えて計測した燃費

同じ日で同じコースでも、交通状況は違う。平均速度の低下が10.3％に対して燃費の低下は4.6％。外気温は11度表示で1周目に比べて6度も低下。その割には良い・・・なのか。

アルミテープを全く貼っていないデータと比べても燃費は4％向上。

乗り味は、相変わらず後ろが重い。

一般道に引き続き、高速道路でも燃費計測を行った。

気温は18度、前回の高速検証日は19度だったのでほぼ同じ。天候はともに晴れ。

高速道路での燃費

往路は空いていて、高速を降りた時点での燃費が16.2km/l。その後の一般道も合わせた総合燃費は15.7km/lだった。復路は一時停止も含む渋滞があり、前回に比べて平均速度が低下、16km/lに届かず。

それでもカタログ燃費9.7km/lにしては絶好調。

乗り味に感しては、一般道と同じで後ろが重い。ドッシリしすぎる。静電気が逃げて接地感が向上している？

ドッシリすぎる乗り味を改善するため、リアタイヤ上のテープを剥がして一般道で検証。気温は19度前後と前回の11度（2周め）より温かい。