アルミテープでアクセルとブレーキの精度アップ
アルミテープでクルマをチューニングする記事、第6回。エンジンルーム、アクセル&ブレーキペダル、スペアタイヤ格納庫下に貼り付け、一般道、高速道路にて検証してみた。
貼り付けた場所
ITmedia記事には、「タイヤからの静電気をステアリングコラム下に貼り付けることで70%の静電気を逃がせる」とある。ならば、
- ブレーキペダルでブレーキの
- アクセルペダルでエンジンの
静電気を逃がせる?と考えた。
アクセルとブレーキペダルのアーム部分に巻き付けるように貼り付けた。
また、スポーツカーのリアディフューザーの真似して、トランクルームの下に左右各1枚貼り付けた。
さらに、エンジンルーム内のエアフィルター上部、バッテリーボックスの側面に貼り付けた。
合計6枚の追加となった。
ご参考:貼り付けてある箇所一覧
ここまでで貼り付けた箇所:まとめ
- ハンドル下:1枚
- ボディ四隅:4枚
- バンパー:前後左右で4枚
- ドアミラー:左右で2枚
- ルーフレール:左右で2枚
- トランクルーム内リアサイドウインドウ後端:左右で2枚
- トランクルーム内リアウインドウ上部:左右で2枚
- 【今回追加】スペアタイヤ下ボディ:左右で2枚
- 【今回追加】アクセル、ブレーキペダル:各1枚で合計2枚
- 【今回追加】バッテリーボックス、エアフィルターボックス:各1枚で合計2枚
合計で23枚。
燃費の変化
高速道路で燃費チェック
実験車はいつものゴルフIV。気象条件は、曇り、気温14度前後(エアコン使用せず)。
ベスト往路 | ベスト復路 | 今回往路 | 今回復路 | |
---|---|---|---|---|
走行距離 | 49km | 43km | 48km | 44km |
走行時間 | 53分 | 40分 | 1時間8分 | 46分 |
平均速度 | 55km/h | 65km/h | 43km/h | 57km/h |
平均燃費 | 15.7km/l | 16.6km/l | 14.3km/l | 15.8km/l |
往路は41km地点から事故渋滞。それまでの燃費は16.3km/lと好調だったのに残念。復路に期待しましたが、16km/l台にも届かず。
タイヤ空気圧が2.2と低かったので、次回は2.5に合わせて検証したい。
高速燃費の再検証
空気圧2.5にセットして検証。気温は15度前後、晴れという気象条件、ガソリン満タン。
ベスト往路 | ベスト復路 | 今回往路 | 今回復路 | |
---|---|---|---|---|
走行距離 | 49km | 43km | 49km | 49km |
走行時間 | 53分 | 40分 | 55分 | 49分 |
平均速度 | 55km/h | 65km/h | 53km/h | 61km/h |
平均燃費 | 15.7km/l | 16.6km/l | 16.1km/l | 16.3km/l |
予想通り、いい結果が出た。
往路は26km地点までは16.6km/l、その後、数回停止する渋滞があって平均速度が低下。復路の前半は平坦な都内で平均燃費が17.5km/lを記録。その後に渋滞があっての16km/l台。
まだベストは伸びそうな手ごたえを感じた。
一般道で検証
いつもの25kmコースで検証した。
1周めと2周めは異なる日にちですが、両日とも十分な暖機運転(20km以上走行)を行って検証。タイヤ空気圧は2.5、ガソリンは満タン。
1周め、アクセル&ブレーキペダル、スペアタイヤ下への貼付けのみ。2周め、エアフィルターとバッテリーボックスにも追加して検証。
貼り付け前 | 1周め | 2周め | |
---|---|---|---|
走行距離 | 25km | 25km | 25km |
走行時間 | 59分 | 53分 | 54分 |
気象条件 | 雨、18℃ | 晴れ、14℃ | 晴れ、12℃ |
平均速度 | 26km/h | 29km/h | 28km/h |
平均燃費 | 9.8km/l | 11.3km/l | 11.4km/l |
1周め:初めて11km/lを超えて11.3km/lまで伸びた。平均速度の向上とタイヤ空気圧の設定(減っていた)が要因か。
2周め:さらに燃費は向上。誤差の範囲内と言えなくもないが11.4km/lと新記録。
カタログ燃費9.7km/lなので健闘していると言える。
乗り味の変化
乗った感じ、前がガッチリとしたような印象がある。ボディ剛性が一段と上がったような感じ。
ハンドルも重くなった。走りが重いのとは微妙に違う、重厚感が増した感じ。ガチッとしたボディ剛性が欲しいのであれば試す価値あり。
まとめ
今回のアルミチューンで感じたことは、ボディ剛性の向上。アクセル、ブレーキともに精度の高さを感じた。特に低速では、ATギアの噛み合いが頭の中でイメージできるような感覚があった。
アクセルとブレーキのダイレクト感、ボディ剛性が欲しい方にはオススメ。
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