白米を美味しく炊けるのは?電気orガス?圧力鍋?食べ比べてみた
白米を一番おいしく炊く方法はどれ?IH炊飯器、ガス火炊き、圧力鍋の3つで炊いて食べ比べてみました。同じお米とは思えないくらいの違いがありました。
白米の炊き方の違いを食べ比べ
「電気 VS ガス火」さらには「普通の鍋 VS 圧力鍋」とガス同士でも食べ比べました。結論は「鍋でガス」がベスト。以下、詳しくご紹介します。
IH炊飯ジャーで炊いたご飯の特徴
使用した電気炊飯ジャーは、象印のNP-VN10です。
現在は後継機種のNW-VB10-TA↓が販売されています。
こちらの商品は「豪熱沸とうIH」が特徴で、電気炊飯器の便利さとガスの高火力を併せ持つ商品。炊きあがりに期待できます。炊きあがりまで通常炊飯モードだと53分、お急ぎモードだとわずか35分です。
食べた印象は、炊きたては美味しいですが保温すると余計なにおいがつくように感じます。
ガス火で炊いたご飯の特徴
ガスでは2通りで炊いてみました。普通の鍋と圧力鍋です。
電気炊飯器と違ってガスで気になるのは「吹きこぼれ」ですが、「ふきこぼれないフタ」なるものがあってこれを使えば気になりません。
では実際に炊いてみます。
コンロの炊飯機能を使って鍋で炊く
お米を研いで30分ほどつけ置きしてから、電気炊飯ジャーと同じ水分量で炊きます。コンロの炊飯モードを使えば、火力調整も不要。自動で消火までしてくれます。
食べてみると、甘さが格段にアップ!お米のグレードが上がったよう。冷めても美味しい。よく「火力の違いが美味しさの違い」という謳い文句を見かけますが、本当だと思います。
圧力鍋で炊く
圧力鍋は、アサヒ軽金属の「活力なべ」を使いました。
こちらも30分つけ置きしてから炊飯開始。
圧力が加わると、シュッシュッと大きめの音を立てるので調理している感がすごい。自力で火加減をコントロールしなくてはならず目が離せないのはデメリット。タイミングよく火力調整しないと焦げてしまいます。
しかし苦労して炊きあげたご飯は、ピッカピカのモッチモチ!もち米の遺伝子が混ざり込んだかのよう。食べごたえがあってお腹にズシッと来る。
ただ、もちもちしているがゆえにパラパラ炒飯にするのは難しいし、カレー等にも向かない。食べ方が限定されるような炊きあがりでした。
まとめ
電気炊飯器、ガス炊き、圧力鍋の3つの方法で白米を炊いて食べ比べしました。おすすめは「鍋+ガス」です。理由は、
- コンロの炊飯機能でお手軽
- 炊きたても冷めても美味しい
- 手持ちの鍋を使える
です。ふきこぼれないフタがあれば、コンロ汚れも気にせずに炊けるのでおすすめ。