新型ティファールのいい所、悪い所をチェック

新型ティファールインテンスセット
新型ティファールが発売になりました。コーティングが強化されて金属へら(角の丸いもの)も使用可能。さらに外側がホーロー(エナメル)加工されて薄いガラス膜がついたので、高級感もアップ。そんな新型ティファールのいい所、悪い所をご紹介します。
チタンインテンスコーティングとは?

新型ティファールには、チタンインテンスコーティングが施されています。まず「インテンス」ってなに?と思いました。検索して調べたら、
1.強烈な,猛烈な,極度の
引用元:gooWEB辞書より
2.激しい、集中的な
という意味でした。つまり、「チタンインテンスコーティング=チタン高強度コーティング」のようです。
ついでにチタンも調べました。
常温では酸や食塩水(海水)などに対し高い耐食性を示し(中略)表面の汚れやごみなどの付着物を容易に取り除ける。
(中略)
チタンは鋼鉄以上の強度を持つ一方、質量は鋼鉄の約55パーセントと非常に軽い。チタンはアルミニウムと比較して、約60パーセント重いものの、約2倍の強度を持つ。
引用元:wikipedia
チタンは軽くて高強度、酸や塩への耐食性もある。
説明書には「酢・重曹等の酸性またはアルカリ性のもののご使用は避けてください」とあります
外側のホーロー(ナイロン)加工

新型ティファールのブルーの外面は、ホーロー(エナメル)仕上げとなっています。薄いガラス膜でコーティングすることで傷や汚れに強く、見た目の美しさが長持ちするようです。画像の旧型のように、表面が削れてカサカサになってしまうこともなさそうです。
重さについて
内側はチタンインテンスコーティング、外面はホーロー(エナメル)加工でガラス膜がついたとなると、さぞかし重くなったのでは?ちょっと心配になって、20cmのソースパンで重さ比べをしてみました。

計測した結果は、ほぼ変わらずでした。どちらかと言えば少し軽くなってたので、重さの心配は無用でした。
取っ手について
取っ手については気になる点が二つ。重さと角度です。
重くなった
なべは軽くなっている一方で、取っ手は重くなりました。

画像は右から初代、先代、新型の順です。モデルチェンジのたびに太く重くなっています。小型なべの場合、重量バランスが悪くなってひっくり返ることもあるので要注意です。
取り付け角度が変わった
新型ティファールの取っ手は上向きにつく感じになりました。

初代から徐々に角度が上がっている取っ手。新型ティファールでは、逆手に持った方が馴染むような角度になっています。逆手に持っているとそのままひっくり返せるので、ガレットやオムレツ、お好み炊きなどは作りやすい。
一方で、ラーメンの湯切りなど水の入った鍋を横に移動させる時は、ひじを高く上げる必要があってやりにくい。鍋ものとかは旧型の取っ手を使った方が移動が楽です。
ティファール買うならセットがお得
ティファールを買うなら単品よりもセットで買う方が断然お得です。セット9の場合で比べてみましょう。
セット9に含まれる商品 | 単品価格(円) |
---|---|
フライパン26cm | 3,300 |
ウォックパン26cm | 3,700 |
ソースパン16cm | 3,200 |
ソースパン20cm | 3,800 |
バタフライガラスふた16cm | 1,556 |
バタフライガラスふた20cm | 2,200 |
シールリッド16cm | 600 |
シールリッド20cm | 800 |
専用取っ手1本 | 1,973 |
セット価格 11,857円 | 合計価格 21,129円 |
※Amazonの2021年12月5日時点の価格
セットで購入するほうが1万円近く安い。新品をセットで購入して、使わないフタや鍋は未使用品としてメルカリで譲渡するのもあり。実際に「そうしたでしょ!」っていうような出品がたくさんあるので、もう当たり前の買い方なのかと思います。
新型ティファールの長所と短所
まとめると次のようになります。
長所
- 焦げ付きにくいから・・・
- 鉄に比べて扱いが楽
- 餃子、チャーハンが楽
- 汚れが落ちやすくて洗い物が楽
- 取っ手が外れるから・・・
- 収納効率がいい
- 冷蔵庫にも入れやすい
- 取っ手を使い回せて無駄がない
- オーブンでケーキ型に使える
短所
- ふっ素樹脂加工ゆえに・・・
- 酢や重曹などは使えない
→ステンレス鍋を使いましょう - 金属たわしは使えない
→よく落ちるので不要です - 強火で調理できない
→ここぞという料理は鉄製品で
- 酢や重曹などは使えない
強火では使えないし、本格的な鉄のフライパンも持っているけど、やっぱりティファールを使ってしまう。餃子を焼いてもスルッとはがれ落ちるのはホントに楽。
鉄分はホウレンソウやヨーグルト系のドリンクでも十分補えるし、取っ手を使い分ければこれまでと変わらず扱える。コーティングが2倍丈夫になったのに、お値段がほぼ変わらないのも嬉しいポイントです。
以上、新型ティファールインテンスセットのご紹介でした。