子どもとの付き合い方を学んで変わった子育て
子育ては本当に難しい。しつけが上手くいかずに悩んで、葛藤して、本当に苦しかった。なんとか成人式まで無事に迎えられた今、子育てを振り返って伝えるべきことをお伝えします。
うまくいかずに悩んだ子育て
子どもがまだ小さい頃は、思う通りに動いてくれないので叱ってばかりでした。特に悩んだことは次の3つです。
家の中を走り回る
マンション住まいなのですが、管理室に「足音がうるさい」と苦情が寄せられたこともあって気を使った。
女の子は絵本を読んだりTVを見たりと、わりと大人しく遊んでくれたので助かりました。しかし男の子はそうもいかず、走り回るし飛び回るしで大変だった。
落ち着きがない
男の子は落ち着きがなくて、食事中もじっとしてくれない。すぐに食べ散らかしてこぼすので手を焼いてた。
保育園の先生にも何回も相談させてもらったけど、「男の子は落ち着いてる方が怖いですよ、そのうち落ち着きますから大丈夫です」としかアドバイス頂けなかった。
言葉が遅い
「他の子と比べてはいけない」と分かってたけど、やっぱり比べちゃう。なかなか言葉を話さないので、ずっと気になってた。乳児健診や保育園の先生に「心配ない」と言われても、心配だった。
叱るパパに子どももうんざりしてる様子で、保育園にお迎えに行っても帰りたがらない日が増えました。親としての未熟さ、力のなさを日々感じる苦しい時期でした。
一気に仲良くなって人気者になった
その後、激しい思春期を迎えて絶望的な関係になったのかというと、その逆です。子どもとの信頼関係を一気に取り戻して、お互いにハッピーになったのです。
上の子は、
- 高校は難関校に合格
- 部活では県大会で入賞
- 留学を自分から希望してアメリカ、台湾、スウェーデンへ
- 大学にも現役で合格、4つのサークルを掛け持ちして活動
と活発な子になりました。下の子は、
- 建築家を目指して勉強中
- 我慢強くて優しい性格で、チョコをいくつも貰う人気者
と幸せ者になったのです。
何をしたのか?というと、自分を見つめて子育てを学び直したのです。まず「大人しくして欲しい、お行儀よく食べて欲しい」という大人都合の押し付けをやめました。
そして子どもが興味ある事を応援するようにしたのです。大人都合と子どもの興味が一致すれば、お互いwin-winになることに気付いたのです。
一緒になって遊んだ
一番夢中になったのはレゴブロックです。
集中力がなくて困ってたのがウソのように、3時間でも4時間でも夢中になって作り続けるのです。雨の日とか特に助かりました。
ちょっとお金がかかりますけど、普段は割安で交通費と労力も抑えられるAmazonを活用。アウトレットでは限定品とカタログをゲットしてました。
簡単なものから1000ピースを超えるような大作、マリオやマインクラフトなどコラボモデルも豊富なレゴブロックは飽きることがなかったです。
組み立て方はすべてイラストで描かれているので、文字が読めなくても大丈夫。未就学児でも作れます。
親も楽しくてハマってしまいました。テクニックの車シリーズはカッコよすぎです。
他には石を集めたり、アスレチックなど楽しみました。
一緒に石の図鑑を読んだり、アスレチックで汗を流しました。つくし野アスレチックは、今でも友達同士で遊びに行くようです。
思春期について
小学校の高学年にもなれば、自己主張も強くなる。時には意見が食い違うこともあるけど、それは正常なこと。あれこれ口出したくなりますが、失敗から学ぶ経験、試行錯誤する経験も必要だと自分に言い聞かせて抑えてました。
思春期の難しさは、子どもの心のコーチングで乗り越えられました。
まとめ
子育て、最初の頃は右も左も分からなくて本当に大変でした。熱が出ただけで右往左往するし、転んだりしてケガも多いので看護知識も必要。そういう対処法を体系的に学べる「子育て」っていう科目を作るべき。中学あたりで必修にすれば、親の気持ちや大変さも理解できて一石二鳥だと思う。
子育てに悩む時期に、大変参考になった本はこちら↓です。