新旧ティファール比較:インジニオとインテンス
ティファールの新シリーズ「インテンス」が発売になりました。旧型のインジニオと比較します。
新旧ティファールの違い3つ
新旧ティファールの違いをご紹介します。
1.コーティング:チタンインテンス
新型ティファールには、チタンインテンスコーティングが施されています。耐久性が向上したことで金属ヘラも使えるようになりました。
新しいせいもあると思いますが、汚れもスッと落ちてくれる。
ちなみに、チタンインテンスという言葉の意味は「チタン高強度」です。チタン金属自体に、
- 軽くて高強度
- 酸や塩への耐食性がある
という特徴があるのでその特性をコーティングに生かしたようです。
ただし、説明書には「酢・重曹等の酸性またはアルカリ性のもののご使用は避けてください」とありますので過信は禁物です。
2.外面の加工:ホーローになった
鍋の外側がホーロー(エナメル)仕上げとなったことで、傷や汚れに強く、見た目の美しさが長持ちするようです。
実際に左の新型はピカピカしていて、右の旧型にみられる細かな傷には強そう。
3.取っ手:重くなり角度が変わった
取っ手については気になる点が二つ。重さと角度です。まず重さ、明らかに重くなりました。
画像は右から初代、先代、新型の順です。モデルチェンジのたびに太く重くなっています。
小型なべの場合、重量バランスが悪くなってひっくり返ることもあるので要注意です。
新型ティファールの取っ手は上向きにつく感じになりました。
初代から徐々に角度が上がっていく。新型では逆手に持った方が馴染みます。オムレツなどひっくり返しやすい。
慣れや体格によると思いますが、個人的には軽い旧型が使いやすいと感じます。
新旧ティファールで変わらないのは重さ
チタンによる軽量化を期待して重さを計測したことろ、結果はほぼ変わらず。
チタンコーテイングによる軽量化分を、ホーロー加工で使い切ってしまったと推察します。これまでと同じ感覚で使える、とも言えます。
ティファールを買うならセット購入がお得
ティファールを買うなら単品よりもセットで買う方が断然お得です。セット9の場合で比べてみましょう。
セット9に含まれる商品 | 単品価格(円) |
---|---|
フライパン26cm | 3,300 |
ウォックパン26cm | 3,700 |
ソースパン16cm | 3,200 |
ソースパン20cm | 3,800 |
バタフライガラスふた16cm | 1,556 |
バタフライガラスふた20cm | 2,200 |
シールリッド16cm | 600 |
シールリッド20cm | 800 |
専用取っ手1本 | 1,973 |
セット価格 11,857円 | 合計価格 21,129円 |
※Amazonの2021年12月5日時点の価格
セットのほうが1万円近く安い。さらにお得に買うなら、まずはセットで購入して使わないフタや鍋をメルカリで売ると結果的に欲しいものを格安で入手できます。
必要なものだけをメルカリで購入するのもあり。もちろん新品・未使用品がおすすめです。
新型ティファールのまとめ
新型ティファールの長所と短所をまとめると次のようになります。
長所
- インテンスコーティングなので
- 金属ヘラも使える
- 焦げ付きにくい
- 汚れが落ちやすくて洗い物が楽
- ホーロー加工なので
- ピカピカ
- 汚れが付きにくい
- 洗うのが楽
短所
- 取っ手が変わったので
- 旧型の愛用者には違和感あり
- 重くなった
デメリットとして挙げた取っ手については、旧型を使い続けることで解消できます。インテンスコーティングで耐久性がアップしたのにお値段ほぼ据え置きなので、さらに魅力的になりました。