取っ手のとれないティファール:ここが気になる
ティファールと言えば取っ手がとれるものですが、取っ手の取れないティファールを使って分かった「いいところ」と「気になるところ」をご紹介します。
ティファールなのに取っ手がとれない
使ってみた商品は「炒め鍋」という片手なべ(26cm)になります。
名前の通りで、炒めるにも、茹でるにも使える万能感があります。中華鍋は底が丸くて安定しませんが、この炒め鍋は底面が20cmのフライパン相当でグラグラしません。
ガスコンロ上での安定感がいい感じです。
取っ手の取れないティファール:「いい!」と「気になる!」
このティファールを3か月使い続けて感じた、いいところ&気になるところをご紹介します。
いいところ
気に入っているところは扱いやすさと洗いやすさです。
1.軽く感じて扱いやすい
取っ手が取れないティファール、キッチンスケールで軽量してみると重いのです。
一体化したことで構造が最適化されていることを期待したのですが、約50ばかり重かった・・・
取っ手の取れるティファール | 取っ手の取れないティファール |
---|---|
26cmウォックパン+取っ手:約850g | 26cm炒め鍋:約900g |
だけど、持ってみると軽いのです。
重いのに軽い?なんで?
と思ってよく観察してみたら、取っ手の取れるティファールは「ふち」が分厚くて、外側に広がっていることに気づきました。
取っ手の取れるティファールは、このふちの存在が重く感じさせるのでしょう。取っ手の取れないティファールは重心が下の方にあって、炒めるにも運ぶにも扱いやすく感じるのでしょう。
2.洗うのが楽
ティファールの取っ手は洗いにくいのですが、この一体型の取っ手は構造がシンプルで洗いやすいです。ばねとか面倒なものもありません。
また深さがあるので「油はね」が少なく、コンロまわりの掃除も楽です。
いまいちなところ
惜しい!と感じることろは、取っ手を固定する大事な「ねじ」が緩んでくること。
なんかグラグラする・・・という場合は、このねじの緩みが原因です。大きめのマイナスドライバーで増し締めしています。ガッチリして扱いやすさが復活します。
また、この「炒め鍋」はチャーハンとか苦手かも。鍋底からの立ち上がりが急角度なので、炒め物をひっくり返したりするのが苦手です。壁面にガンってぶつかるもののひっくり返りません。
当然、収納場所の確保も大事です。我が家では電子レンジの上(&吊り食器棚の下)が定位置となりました。微妙に開いていたすき間に収まっています。
ちなみにふちまでの高さは約8cm、取っ手の最上部までは約11cmです。
まとめ
取っ手のとれないティファールを使ってみたら、軽く感じて扱いやすかったです。また、取っ手が欲しいときに探し回る必要がないのは気楽です。
以上まとめると表のようになります。
いいところ | 気になるところ |
---|---|
軽く感じて扱いやすい | チャーハンなどひっくり返す料理は苦手 |
取っ手部分が洗いやすい | ねじが緩むことがある |
コンロ掃除が楽 | 収納はかさばる |
これまで「取っ手が取れる」商品ばかり購入していましたが、「取れない」商品の良さに気づきました。次はどちらにするか、悩ましいです。