給湯器に「643」と点滅表示されている場合の対処法
自動湯張りモードを使用中、給湯器にコードエラー「643」と点滅表示されているのを発見。早速、東京ガスにお問い合わせして対処法を教えていただきました。
給湯器の643エラーとは
給湯器に「643」と表示されて自動湯張りモードが中断されてしまった。このまま使い続けていいのか分からなかったので、東京ガスにお問合せしました。
オペレーターの方には、
エラーコード「643」は、暖房ポンプの異常検知です
と教えていただきました。もう15年使っているので寿命なのか?と思いましたが、オペレーターの指示に従って作業したら無事に復旧出来ました。
643エラーの原因と復旧方法
続いて643エラーが出た場合、どうしたらいいのか教えていただきました。
オペレーターの方のお話では、643エラーの原因の一つに、
浴槽内のフィルターの目詰まりがあります。
と教えていただきました。
このフィルターが詰まると、暖房ポンプや循環ポンプの異常として検知されてしまうこともあるそうです。すぐに反時計回りに回して外し、ブラシで内側を水洗いしました。装着は時計回りに回して固定してください。
掃除したら電源を一度切って、再度入れてください
指示通りにスイッチを切って再度ON!にしたら、何事もなかったかのように復旧しました。メデタシ!
再度643エラー発生
復旧した翌日に再度643エラーが発生しました。東京ガスに改めて問い合わせしたところ、点検に来ていただくことになりました。
結果は「循環ポンプの故障」であることが判明し、循環ポンプ本体とその制御基盤を一式交換することになりました。
この循環ポンプは給湯器の心臓ともいえる部品らしく、これが壊れた場合は交換しかないようです。ちなみに基盤も同時交換が原則のよう。
お風呂が沸かせるか、浴室乾燥が使えるかチェックして修理完了。所要時間は30分ほどでした。ちなみに修理費用は次のとおり。お支払いはPayPayで大丈夫でした。
品目 | 費用 |
---|---|
修理基本料 | 1,540円 |
技術料 | 12,375円 |
部品代 | 30,800円 |
修理費合計 | 44,715円 |
東京ガスの「ガス機器スペシャルサポート」を契約されている場合は、上記価格から30,000円の値引きサポートを受けられます。詳細は、東京ガスにお問い合わせください。
他のエラーコードの場合
他のエラーコードが表示される場合は、まずは下記の「東京ガス公式ページ⇒お客様サポート⇒故障診断」をお試しください。画像クリックで公式ホームページへと移動します。
それでも改善されない場合は、コールセンターへのお問い合わせをおすすめします。
東京ガスの「ガス機器スペシャルサポート」を契約されている方は、専用のサポート窓口に問い合わせた方が電話がつながります。
- 東京ガス ガス機器スペシャルサポート窓口
0120-478-933(フリーダイヤル)
その他の地域にお住まいの方は、ご契約されているガス会社にお問い合わせください。
保証について思うこと
今回、スペシャルサポートに加入していたことで値引きサービスを受けられました。ガス機器の修理代金は、ほぼ出張修理となって高くなりがちです。
大型家電も同様、持ち込み修理ができないのは修理代が高くなります。
先日、我が家のエアコンが壊れて修理する機会がありました。10年の延長保証に入っていたので修理代金はなし。もし入っていなかったら、部品代(基盤やセンサーなど)と工賃で少なくとも3万円以上だったそうです。
持ち込み修理ができないエアコン、洗濯機、ガス機器は出張修理となるので、どうしても高額になります。可能な限り延長保証やスペシャルサポートに入っておくことをおすすめします。
ちなみに、これまでエアコンは3回(冷暖房効かない)、洗濯機2回(乾燥不良)、浴室乾燥機1回(乾燥不良)、給湯器(今回)と修理を経験。迷わず延長保証やスペシャルサポートに加入します。
まとめ
給湯器に643エラーが表示された場合の、対処法をお伝えしました。フィルター掃除と電源OFF/ONで改善されない場合は、循環ポンプと基盤交換の交換が必要となります。
ガス機器は可能な限り、スペシャルサポートに加入することをおすすめします。詳細は、お住まいの地域のガス会社にお問い合わせください。